竹田市の民芸品 後藤姫だるま工房

竹田市
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住所:大分県竹田市吉田

TEL:0974-62-3735

営業時間:10:00~17:00 

※製作者後藤さんの都合で、営業時間や休業日が変更になることがあるので、電話での確認をした方が良いです。

入場料:見学無料

最寄IC:中九州横断道路 竹田IC

姫だるまとは?

 『だるま』と言われて想像するのは、大きな目に強面・ひげ面の男性のだるまだと思います。しかし、『姫だるま』は姫とつくように、女性の起き上がりだるまです。全国的にみてもとても珍しいです。白塗りの顔に、赤色の松竹梅模様の着物を着ており、優しく微笑んでいる表情が印象的です。円満な家庭は、女性が笑顔で生き生きとしており、そういった家庭をイメージしながら製作されていたそうです。

入り口の看板

 戦争中は食べるのにも苦労する時ですから、作り手がいなくなってしまい、一度は製作が途絶えました。故・後藤恒人さんが、偶然、民家に残っている姫だるまを譲り受け、試行錯誤を重ねて今の形で復活させたそうです。その際に、戦前は『起き上がり様』と呼ばれていましたが、『姫だるま』と命名しなおしたそうです。

作成途中の姫だるま

後藤姫だるま工房

 『姫だるま』の製作工房はこの後藤姫だるま工房ただ1軒です。現在の製作者は三代目とのこと。人気テレビ番組の『水曜どうでしょう』で大泉洋さんが訪問したことがきっかけで有名になりました。大分では、水曜どうでしょうの聖地と言っても良いでしょう。今でも親交は深いようで、連絡が来たりするそうです。ファンの方からグッズも送られてくるそうで、どうでしょうゾーンが出来上がってました。

現在、常に予約待ちの状態が続いているそうです。半年~1年待ちとネット情報ではなっています。しかし、運が良ければ訪問時に購入することができます。実は、今回見学しに行った時がそうだったんですが、ちょうど完成したものがあるから売れるよ?と言われました。購入は諦めていたのですが、そういうこともあるのかと驚きました。

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